鎌切

鎌切
かまきり【螳螂・蟷螂・鎌切・杜父魚】
(1)カマキリ科の昆虫。 体長75ミリメートル内外。 体は細長く, 緑または褐色。 前肢が鎌状の捕獲肢(ホカクシ)になり, 小昆虫を捕食する。 頭は三角形で複眼が大きく, 触角は糸状で短い。 後ろばねは薄い膜状で前ばねの下に畳まれる。 海綿状の卵嚢(ランノウ)(おおじがふぐり)中に多数の卵を産む。 本州・四国・九州と中国大陸に分布。 トウロウ。 イボムシ。 イボジリ。 イボツリムシ。 《螳螂・蟷螂・鎌切》 ﹝季﹞秋。 《かりかりと~蜂の皃(カオ)を食む/誓子》
(2)(「鎌切」「杜父魚」の文字を当てる)カサゴ目の淡水魚。 全長30センチメートルほど。 カジカの一種で体形もカジカに似る。 鰓(エラ)に上向きに曲がったとげがあり小魚を掛けて食べる。 冬食用にして美味。 秋田県と神奈川県以南の河川に分布。 アユカケ。 アラレウオ。 アラレガコ。 カクブツ。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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